「人生の目的は何ですか?」との問いに、「家族を幸せにすることだ」と答える人は割と多い。
だけど、誰かを幸せにしたいのなら、まず自分自身が幸せでないと、その目標は達成できない。
お金がお金のあるところに集まってくるように、幸せも幸せな気分でいる人のところに集まってくるのだ。
「そんなこと言われても、簡単に、幸せな気分になんかなれないよ!」と思う人は、幸せの本質を少し勘違いしている。
幸せの本質は、自分が幸せだと感じるかどうかで、もっと乱暴に言ってしまえば、ただの思い込みだ。
とは言え、その本質に気付くには、ちょっとしたコツがいる。
それを実現するための一番の近道が、アリストテレスのこの言葉だ。
「注意深く観察をする能力が発達すればするほど、幸せになる能力が発達する」。
つまり、五感をフルに活用して、今、目の前にあるモノやコトを観察すれば、あなたはどんどんと幸福になるだろう。